【東京マルイ 電動MP7】ホップが不安定でヒョロ弾が混ざるためメンテナンスを実施しました
ホップの掛りが不安定でヒョロ弾が混ざるようになったためメンテナンスを実施しました。
10mほどでドロップしてしまう、いわゆる”ションベン弾”の症状です。
100連マガジンのうち初めの20発くらいの弾道は問題ないのですが、20~30発目以降から弾道が不安定になり、マガジンの残弾が少なくなるにつれドロップ弾道になっていきます。
初速においても、カスタムバレルを入れているにも関わらず電動ハンドガンと大差なく、バイオBB弾0.2gで75m/s~78m/sと低くばらつきがあります。
ハズレ個体を引いてしまったのか、購入当初から頻繁にヒョロ弾が混じりサバゲーで使用するにはシンドイので内部を確認してみました。
MAG製の100連マガジンはスプリング式で装弾数が多く軽いので純正品ではなくこちらを使用していたのですが、初めはこれが原因?と思っていました。
しかし内部を調べてみると別のところに問題があったようで、これから紹介する対策を施したことで初速が安定しました。
※カスタムは自己責任でお願いします。
ホップチャンバーの緩み
電動MP7のHOPチャンバーは側面のダイヤル式なのですが、これが動作中に緩んでしまいHOPの掛りが弱まっていきます。
これは構造の欠陥なのかネジ受けがダイヤルより高いためダイヤルを固定することが出来なくなっています。
ヤスリ等でこのネジ受けを少しだけ削ることでダイヤルを固定できるようになります。
この対策を施すことでチャンバーの緩みは解消されました。
※こちらは電拳さんのサイトに詳細が掲載されています。
ノズルの戻りの遅延
エアーノズルの関しては戻り(チャンバーに弾を送る動作)が渋く引っ掛かりがあります。
画像の位置辺りで引っ掛かりがあり、ピストン解放とノズルの戻りのタイミングズレとそれに伴うエアー漏れが発生しているのではないかと推測します。
弾が少なくなりマガジンのスプリングテンションが上がってくると、ノズルの動作を阻害しノズルの戻りがより渋くなっていくのかもしれません。
ノズルを確認すると根元辺りに突起があり、これが引っ掛かりの原因のようです。
試しにこれを#800~#2000の紙ヤスリで削り落としてみました。
これが効果テキメンで、初速が6m/sほどの大幅アップ、平均80m/s台となりました。アップというより、元の数値に戻った、というのが正しいでしょうか。
カスタムバレルの長さと内径、シリンダー容量からこちらが本来の数値だと思います。
対策前 | 対策後 | |
1 | 77.25 | 83.91 |
2 | 78.30 | 83.81 |
3 | 77.25 | 83.47 |
4 | 77.07 | 84.35 |
5 | 76.96 | 83.72 |
6 | 76.92 | 84.06 |
7 | 76.72 | 82.52 |
8 | 77.46 | 83.44 |
9 | 77.16 | 85.25 |
10 | 75.78 | 82.98 |
背景色:最高値、最低値
使用BB弾:G&G 0.2g バイオBB弾
バレル:ライラクス 215mm
メカボックス内部:純正ノーマル
弾詰りもありませんし、100連マグ全弾打ち切ることが出来ました。
ただ初速のバラつきは未だに3m/sほどあるので引き続き調査したいと思います。
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