【電動ガン FA-MAS】CyberGun メカボックスの分解と比較
CyberGun製のファマスメカボックスを入手したので紹介します。
標準でAK系ショートタイプモーターが使用できるということで前々から気になっていたメカボックスです。
組込みの前にまずは分解し東京マルイパーツと比較してみました。
※海外製につき強力なスプリングが標準実装されています。そのまま組み込むと法定初速をオーバーしますので組み込みの際は必ずスプリング交換やセクターカットなどを行い初速を調整してください。
外観比較
東京マルイのファマスメカボックスとの比較です。まずは重量比較です。
CyberGunは856gでした。
一方、東京マルイは788gでした。
元々重量級だった東京マルイファマスメカボックスより重たいです。
どこかアルミの軽量メカボックスを出してくれないかな~。
分解手順
分解方法は東京マルイと殆ど変わりません。まずはセレクター部分を外します。
分解の前にラッチを解放します。東京マルイのように開放スイッチは存在しませんのでドライバーを突っ込んでラッチを解除します。
Ver3メカボックスのように上部はプレートで固定されているので外します。そのあと右側面のネジを外します。
メカボックスのシリンダー部分には穴が空いているためシリンダーを押さえながらメカボックスを開けることができます。分解しやすいです。
こちらがメカボックスを開けた状態になります。
パーツ比較
パーツを確認していきます。各種メカボックスのパーツと比較していきます。
モーター
まずはモーター。よくある中華モーターです。ショートタイプモーターが搭載できるのがこのメカボックスの特徴です。
当然Ver1モーターより長いのでお互い互換性はありません。
AKモーター(ショートタイプモーター)が使えると思いがちですが実際のところポン付けはできません。
というのも、モーターハウジングの大きさは他のモーターと同サイズですかシャフトの長さがショートモーターより短いです。
他のモーターを搭載する場合はシャフトをカットが必要です。
ちなみに動作音から連射速度を計測したところ秒10発弱(7.4v 30C リポバッテリー)でした。
強力スプリングも相まってかなりサイクルは遅めです。立ち上がりもモッサリなのでカスタムするなら交換は必須でしょう。
ギア
続いてギアです。
ベベルギアです。ラッチの歯は4枚でした。裏側には謎のXの刻印。
他のメカボックスと共通っぽいです。
スパーギアです。
他と比較すると径が小さめです。
専用品と思いきや実はM14系のVer7のスパーと共通のようです。壊れても安心ですね。
セクターギアです。
セクターギアも共通のようです。
ラッチはファマス用は使えませんが他のメカボックスと共通です。これは嬉しいですね。
軸受けは専用品でした。6mm, 7mmをトライしてみましたがいずれも適合せず。社外品を使うには加工が必要です。
カットオフレバーは専用品です。東京マルイとはスプリングの固定方法が異なります。
吸気系
続いて吸気系です。
まずはシリンダーです。
長さは独自でした。シリンダー長が長いです。
シリンダーヘッドは専用品に見えます。これもM14系と同じ様に見えますが定かではありません。
ノズルは透明の樹脂製です。貧弱です。
マルイのファマスと同規格でしたので流用可能です。
タペットプレートは専用品ですね。
シリンダーヘッドのノズルがオフセットされている関係でノズル部分が異なります。白い方がCyberGunです。
また羽の部分がマルイと比較して後退しています。
ノズル部分をうまく加工し、タペットカムを導入すればすればもしかしたらマルイのタペットプレートは流用が可能かもしれません。壊れたら試してみます。
ピストン、ピストンヘッドはシリーズ共通です。
スプリングも共通です。
デフォルトで強めのスプリングが入ってます。このままの組み込みはアウトです。とりあえず外しておきます。
スプリングガイドは樹脂製です。マルイのファマスのものとは互換性はないですがVer3と似た感じです。
電装系
セレクタースイッチはマルイと共通に見えます。
トリガースイッチです。
マルイのファマスと全く同じ形状なのでこちらもお互い流用は可能でしょう。
以上がcybergunメカボックスの分解と比較でした。
殆どのパーツで他のメカボックスパーツと互換性がありカスタムベースとして十分使えるメカボックスと言えるでしょう。
ファマスカスタムの幅を広げてくれる良いメカボックスだと思います。
最近のCyberGun FA-MASのメカボックスはQDスプリング方式搭載なので多分そちらの方がもっとカスタム向きっぽいです、如何せん国内では入手困難です・・。
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