【弾速計 X3200 MK3】比較とレビュー
XCORTECH X3200 MK3を購入したので、比較も含めレビューしたいと思います。
10年以上前までは弾速計のバリエーションの数は限られており、ほぼCHRONY 一択という状況でした。
これが実弾も測れるとのことで結構高価で、当時中学生だった私はとても手の出せるものではなかったです。
19年前の某雑誌には、「アルミ缶を撃ち抜かなければ良い」というフィールドもあったようで、レギュレーションが緩く弾速への意識が薄かったため、弾速計の需要がなかったのでしょうか。
レギュレーションがかなり厳しくなった現在は、様々な機種が発売され価格も大分安くなりました。
私は数年前に購入した弾速計を長らく使用しているのですが、穴が小さいので測定しづらく、また最近計測エラーが多くなってきたため今回新しく新調しました。
フィールドでよく見かけるので、機種はXCORTECH製の「X3200 MK3」にしました。
三脚はあったほうが計りやすいかと思い、Amazonで100円程度しか価格が変わらなかったこともあり三脚付きのものにしました。
レビューについては、私が所有しているほかの2機種と比較したいと思います。
右から、
第1機種:ハンドメイド1(ヤフオク!個人製作のもの)
第2機種:ハンドメイド2(ヤフオク!個人製作のもの)
第3機種:X3200 MK3(今回購入したもの)
になります。
X3200 MK3が最も大きいです。
ほかの2機種がかなりコンパクトな設計となっています。
外観について
サイズは(実測値:114mm x 94mm x 51mm)になりほかの2機種と比較するとやや大きいですが、X3200 MK3の画面は大きく表示される情報も多いので扱いやすいです。
また測定穴が約22mmといままでの12mmと比較して大きくなりました。
背面が縦に広くなっており斜めに撃ってもボディに当たらないよう工夫されています。
いままでの測定器だと内壁に当たることが多々あり、測定器にダメージを与えてしまいました。
それが原因で?計測エラーが多くなってしまいました。
X3200 MK3センサー数も多そうなのでかなり期待できそうです。
電源については電池は単3二本とUSB給電の2通りに対応しています。
常時備え付けする場合はUSB給電できるので何かと役に立ちそうです。
計測
実際に3機種の弾速を計測比較してみます。
計測に使用した電動トイガンは「MP5SD6」です。
DSG搭載のカスタムガンです。
前回のサバゲーフィールドで計測した時は大体88m/s(0.2g)前後でした。
各機種で5発ずつ計測します。
第1機 | 第2機 | X3200 MK3 | |
1 | 87.9 | 86.0 | 88.44 |
2 | 88.3 | 89.0 | 87.70 |
3 | 87.4 | 88.6 | 87.87 |
4 | 86.8 | 89.5 | 88.65 |
5 | 88.8 | 89.0 | 88.80 |
Avg. | 87.84 | 88.42 | 88.29 |
Error | 3回 | 2回 | 1回 |
※G&G 0.2g BIO 6 mm BB弾使用
結果は3機種とも初速はほぼ一緒です。素晴らしい!
エラー発生回数については、第1機は起動・計測エラーが3度発生し、第2機は計測エラーが2度発生しました。
X3200 MK3は、感度は良好で初計測時の1発目を除きエラーがありませんでした。
まとめ
X3200 MK3を実際に使用したポイントをまとめると以下になります。
<良い点>
・計測穴が大きい
・単3電池2本またはUSB給電
・小数第2までの精密な計測
・測定感度
・見やすい大きな画面
・かんたんな操作
・連射に対応
・履歴管理
<悪い点>
・画面が正面なので誤射で破壊する恐れがある
・やや価格が高め
悪い点はほとんどなく思いつきません。
X3200 MK3は感度良好・正確に計測できますので安心して使用できそうです。
各サバゲーフィールドでこの機種が採用されており、これを1台持っておけば問題ないでしょう。
ハンドメイドの弾速計も誤差がなく良かったです。
自宅ではX3200 MK3、持ち運ぶ際はハンドイドと使い分けていきたいと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません