【東京マルイ 電動MP7】LayLaxのカスタムシリンダー交換とメカボックス割れ対策
東京マルイ 電動MP7A1のシリンダーを交換してみました。また合わせてメカボックスの割れ対策を行いました。
シリンダーヘッドがライラクスなのでシリンダーもライラクス製をチョイス。
LayLaxカスタムシリンダー
見た目の仕上がりは良いです。無電解テフロンニッケルメッキコーティングが施されているようで優れた摺動性があるようです。
内側にはグリス溜まり用の加工が施されており、実際にピストンヘッドを通すと少しザラっとした感触になります。
先端の角が斜めになっているほうがシリンダーヘッド側になりますので組み込み時は注意です。
メカボックス割れ対策
「コンパクト電動ガンのメカボックスは肉厚が薄いため割れる」という事象がよく発生します。
強化スプリング(アングス EXパワースプリング)に交換したことで、そのリスクが更に増してしまうので対策を行います。
私は購入時から割れ防止加工(前記事参照)を行っておりまだ割れは発生していませんが今回プラスでもう一か所対策を追加します。
https://nazebes.com/2018/12/399シリンダーヘッドにゴムクッションを追加します。
素材はハネナイト(3mm厚)を使います。ハイサイカスタムにおいてはピストンの打撃はかなり重要な要素でこの対策をしっかり行わないとメカボが割れやすくなります。
特にLayLaxのMP7用カスタムシリンダーヘッドはピストンヘッドと接触する部分にクッションが無くフロント側についているという斬新な仕様なので耐久性の面で心配がありました。
シリンダーヘッドのサイズに合わせ6mmのポンチを使って穴を空け耐衝撃接着剤を使って接着します。
シリンダーヘッドにハネナイトを追加したのでその厚み分ピストンを短くする必要があります。ピストンヘッドを交換して対応します。
電動ハンドガンのカスタムピストン向けの薄型カスタムピストンヘッドがあったのでこちらを使用します。
このカスタムピストンヘッドの気密が心配でしたが全くエアは漏れておらず問題ありませんでした。
ちなみに東京マルイ純正シリンダーとライラクスシリンダーヘッドの組み合わせでは盛大にエア漏れが発生したので気密対策が必要でしたが、ライラクスシリンダーは対策無しでバッチリ気密が取れました。
殆ど初速の変化はありませんでした。HOP無で90m/s、有で88m/s前後(0.2g BB弾)でした。
シリンダー内側の加工により少し抵抗がありましたが影響はなさそうです。
ハネナイトにより耐久性は上がっているはずです。メカボックスのアルミ板も接着してありますので暫く破損は気にしなくて大丈夫かと思います。
またピストンの打撃音が軽減し消音性も向上しました。
元々静かなMP7、第一線で戦える電動ガンになったと思います。
