【SOTAC ダットサイト】Trijicon RMRタイプのダットの調整が出来ないため分解・修理しました
先日、Mk23ソーコムにマウントしたSOTAC製 Trijicon RMRタイプレプリカダットサイトが壊れました・・。
ドットの上下の調整が出来なくなったため分解し中身を確認することにしました。
分解
まず裏面の分解防止シールを剥がします。
シールを剥がすと調整ネジなど基幹部が見えます。
またボロボロと壊れたプラパーツが落ちてきました・・。壊れた原因はこれでしょう。
まずは上下調整用の金属部品を取り外します。
LEDを本体から外すため半田こてを当てて取ります。極性があるため忘れないよう印をつけておきます。
LEDパーツが取れました。
マウント部分が完全に壊れています。
下図の矢印部分が上下調整の部品と噛む重要な部分です。
構造的にここには力が掛かる部分だと思うのでそもそも樹脂で出来ているのが良くないような。。
壊れたこのマウント、触るとボロボロ崩れてしまい再利用は出来そうにありません。
今回はここまでの分解で原因を突き止めまることができました。
LEDマウントの作成
LEDのマウント部分は2mm厚のアルミ板で作ることにしました。
ノギスで計りながら手作業で複製します。
こんな感じに仕上がりました。
汚いですが仮組した感じは良さそうです。
アルミの地の色はガラスに反射してしまうので黒マジックで塗っておきます。
左右の調整はOKです。
元のシールを戻して修理完了です。
上下の調整ですが調整幅が小さくなりました。でも、とりあえずは直りました。
壊れた原因としてはLEDを下げすぎてしまいマウントとぶつかってしまいそのまま破損してしまったのでしょう。
元々上下の調整幅が小さかったのでマウント部分に穴を開けて対応すれば壊れなかったと思われます。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは、ダットサイト修理等で検索しましたらヒットしました。
ちなみに当方がもってるエイムポイント2000のLEDが点かなくなり途方に暮れてる次第です。
そちらで修理とか可能でしょうか?
こんにちは!
返信遅くなりすみません、、
人様の大切なものを壊す恐れがあるため修理は行っておりません。申し訳ありません・・。
実物の光学機器は反動で壊れないように、また水や埃を通さないように
各所が接着剤で強固に固定されていて分解が難しい(できない)ケースがほとんどです。
分解できたとしても傷だらけになるか最悪完全ジャンクになってしまうというリスクがとても高いです。