【GBLS DAS GDR15】TNT カスタムバレル APS-X / S+ を組み込んでみました
DAS GDR15にガスブロ用カスタムチャンバー TN.T. APS-X / S+ インナーバレル(220mm)を組み込んでみました。
前回、TN.T. APS-X HOP-UP チャンバー(VFC M4用)を組み込み、Maple Leafのクレイジージェットバレル(250mm)と組み合わせて使ってみましたが遠距離で若干散る傾向があったのでインナーバレルも同一メーカー(TNT)のものに合わせてみようと思いました。
https://nazebes.com/2022/05/5149※TNTチャンバーをDASにはポン付けできません。チャンバー以外にもDAS側の加工も必要になります。
TN.T. APS-X / S+ インナーバレルについて
バレル内径6.08mmです。材質は銅+ニッケル合金とのこと。
ホップ窓は長掛けHOPに対応するため広く拡張されています。同社製のチャンバーパッキンに適しているそうです。
このバレルの最大の特徴としてバレルの前方数cm(3cmほど？)の内径が広くなっています。
内径拡張によりBB弾をエアーが包み込み、弾道の安定性と直進性を向上させるようです。
Maple Leafのクレイジージェットバレルも似た仕様ですがMaple Leaf社のクレイジージェットは先端部分が別部品になってます。
TNTのバレルは側面の切り欠きがたくさんあるためGBBRのみならずスタンダード電動ガンにも適合します。
TNTにはGBBRバレルには珍しくHOP窓部分にアーチがあります。
GBBR用バレルはクレイジージェットバレルのようにアーチ部分がカットされていることが多いですのでこれの違いが弾道にどう影響するのか気になるとことです。
ただTNTの後端のアーチは幅が細くなっているので特にGBBRだと弾詰まりなどで一発で折れてしまいそう・・。
折れてもMaple Leafのようにカットしてしまえば継続して使うことはできると思いますが・・。
TNT社のこのバレル、ノーマルとS+の２つのタイプがあり今回は組み込むのがS+になります。
ノーマルとS+の違いとしてS+にはBB弾の保持位置に突起があります。
この突起によりBB弾の保持位置を常に中心に保ちます。いびつなBB弾でも常にバレルの中心で保持することができ弾道安定化につながります。
今や入手困難になってしまった参式バレルと全く同じ機能で、それが再び利用できるようになったのは嬉しいです。
HOPチャンバーパッキンもTNTのLDRホップパッキンです。こちらGHKガスブロ用ですがVFC用チャンバーに普通に使えます。
Maple Leafの時に硬めの60度を試したのですが少し使っただけパッキンに亀裂が入りました。
DASやGBBRのようにボルトキャリアでBB弾を叩き込む構造の場合は、パッキンはクッション性と柔軟性があった方がいいのかなと思い今回は今回は50度で試します。
長掛け＋アーチ型のLDRパッキン、効果ありそう。
ちなみにチャンバーと組み込む際イモネジで固定しますが、TNTバレルの材質はステンレスでは無いため強度がありませんので強く締めすぎるとバレルが簡単に歪みます。
ネジロックを付けて程よい力加減で固定します。
先端はカプトンテープでブレ止め。
組みあがりました。オンリーTNTです。
気密もばっちりで、バレル先端を塞いで撃つとピストンが途中で停止します。
初速に関して
TNTチャンバー 一式をDAS GDR15に組み込み初速を計測しました。今回は0.2gBB弾です。
| TNT S+ 220mm |
|
| 1 | 88.44 |
| 2 | 88.19 |
| 3 | 88.14 |
| 4 | 88.06 |
| 5 | 88.91 |
| 6 | 88.31 |
| 7 | 88.76 |
| 8 | 88.97 |
| 9 | 89.64 |
| 10 | 88.87 |
| Avg | 88.63 |
背景色：最高値、最低値
使用BB弾：東京マルイ 0.2g セミバイオBB弾
使用バッテリー：Fujikura 7.4v 2000mAh 30C
バレルが3cm短くなった影響か、初速が大幅に低下(約-7m/s)しました。
クレイジージェットバレルは0.25弾で85前後(0.2g換算で94～95m/s)でした。ただボルトキャリアがガッシャンガッシャン動いている割に相変わらず初速は安定しています。
精度に関して、DASのコッキングモード(バッテリー未接続時)の弾道は素晴らしいものでした。
飛距離は自分のDSGカスタムしたスタンダード電動ガンより5~10mほど伸びた感じで45mの集弾性を例えるならスタンダードカスタム電動ガンの40mの集弾性と同等といった感じです。
サバゲーでスナイパーとして使えるレベルです。
一方でセミオート/フルオート時の弾道に関してですが相変わらずやんちゃな弾道でした笑
Maple Leaftの時よりフライヤー発生頻度が低減しましたが期待するほどでは無かったです。バレル交換による効果が少し？感じられた程度です。
下がった初速はスプリング交換やスプリング底上げなどいかようにもなるので大した問題では無いです。
コッキングの弾道が素晴らしいのでバッテリー接続時の弾道をもっと安定化させたいところです。
