【GBLS DAS GDR15】TNTのカスタムチャンバー(GBBR用)をDASに組み込んでみました

GBLS DAS GDR15

DAS GDR15にガスブロ用カスタムチャンバー TN.T. APS-X HOP-UP チャンバー(VFC M4用)を組み込んでみました。

TNTチャンバーの外観について

赤色が特徴のカスタムチャンバーです。アルミ製です。専用のチャンバーパッキン硬度60(ハード)が付属しています。

HOP調整はDAS純正と同じくエクステンションからイモネジで調整するタイプです。

当然、ガスブロ用なのでDASにはそのままポン付けはできません。
TNTチャンバーはDASのバレルエクステンションより僅かに太く素直にハマらないので削る必要があります。

ハンドヤスリでチマチマ削ることで何とかエクステンションに収めることができました。

インナーバレルについて

インナーバレルもガスブロ用を使います。
バレルの切り欠きがTNTチャンバーに適合するものを選択する必要があるので種類は限られます。
今回はMAPLE LEAFのクレイジージェットインナーバレル250mm(内径 : 6.04 mm)をチョイスしました。

以下画像のようにチャンバーをイモネジで固定するための切り欠きが必要です。またTNTチャンバーパッキンは長掛タイプなのでHOP窓が大きいものが良いです。

クレイジージェットの最大の特徴が先端部に設けられたスリーブです。
隙間からエアーが放出され、そのエアーで発射BB弾を包むことでフライヤーを低減し安定した弾道を実現できるようです。

チャンバーパッキンは付属していた硬度60を付けます。別メーカのインナーバレルでしたが問題なく適合しました。

チャンバーはイモネジで両サイドから固定します。締めすぎるとインナーバレルを変形させてしまうので注意が必要です。

ちなみに付属のイモネジは短いので長いものに交換しました。インナーバレルの変形をできるだけ防ぐため先端をヤスリで平らにします。

ちなみに、TNTチャンバーのHOP調整はイモネジ式とダイヤル式を切り替えられます(別売)
イモネジ式はHOP調整が面倒くさいのと振動でズレる可能性があるのでダイヤル式に切り替えます。

通常ダンパー機構はスプリングを使いますが、ダイヤル式の場合はOリングがクッション材として機能します。

DAS用チャンバーユニットが組みあがりました。

DASへの組込み

アウターバレルはG&PのWA M4用です。このアウターはHOP調整窓があり、そこからTNTチャンバーのダイヤルが顔を出します。

ハンドガードはHAOのガイズリータイプなのですが、バレルナットを取り付けるとHOP調整窓が隠れてしまいます。
バレルナットにHOP調整用の穴を空ける必要があります。

結構硬かった・・。

調整できるようになりました。ペンで調整用のガイドを記入。

ダイヤルの回転テンションはやや硬く調整には少し力が必要ですがDASの振動でズレることはまず無さそう。

ノズルは要調整です。削ったり底上げしたり・・
BB弾の保持位置を確認しながらコツコツ調整。最終的にかなりいい感じに調整できました。

またバレル先端を手で押さえエアコキモードで気密を確認。漏れも無く問題ありませんでした。

アーチ状のHOPが綺麗に下りてきています。

ボルトキャリア・ノズルを抜き差したのでチャンバーパッキン内部が少しささくれています。
ささくれ立ってるのは入口部分だけでHOPに影響してないので問題はないと思いますが、将来的に気密には影響は出てくるかもしれません。
パッキンの摩耗はスタンダード電動ガンより早そうです。

初速に関して

チャンバーユニットを本体に組み込んで試射!0.25弾で確認。

  DAS   
TNTチャンバー
1 86.25
2 85.39
3 85.11
4 85.43
5 84.29
6 85.09
7 85.49
8 84.82
9 84.56
10 86.88
Avg 85.33

背景色:最高値最低値
使用BB弾:G&G 0.25g バイオBB弾
使用バッテリー:Fujikura 7.4v 30C

6.04mmと少しタイトめなのでかなり高い初速となりました。
何より初速がとても安定しています。

シューティングレンジで試射したところ長掛けHOPが良く効いているようで伸びのある弾道になりました。
スタンダード電動ガンなどの点HOPだとBB弾が40m手前で落ちるイメージですが、今回のTNTの長掛けHOPは点と比較して+5m~8mくらい伸びた印象。45mくらいで落ちる感じでした。

ただ、集弾性はセミ・フル共にイマイチでした。
チャージングハンドルで装填した場合は素直な弾道なのですが、モーターでボルトキャリアを動かして装填した場合だと散りました。稀にフライヤーも混ざる・・。
これはBB弾の保持位置が手動と自動で異なっているから、と推測しています。

改善案は色々思いついているので、1つずつ試してちょっとずつ改善していく予定です。

HOP調整はハンドガードを外す必要がありますが、ダイヤル式は微調整がしやすくとても楽ですね~。

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Posted by Mekabu