【東京マルイ 電動G18C】グロックのステッピング加工カスタム

東京マルイ G18C

電動グロックのグリップにステッピング加工を施しました。

ステッピング加工とは、フレームのグリップ部分にはんだごて等を用いて点描し、汗など湿った環境でもグリップ力を保てるようにする加工です。

ちなみに英語では「stipple/stippling(スティップル・スティップリング)」と呼ぶようです。
海外のサイトを検索する際は、「glock stipple」のように検索すると、様々なバリエーションの模様を確認できますので、ステッピング加工する際の参考になると思います。

ちなみに、ステッピング加工を一度行うと、元の状態に戻せなくなります。
最悪、見た目も悪くなり、破損させてしまう可能性もあります。

使用する道具

私が使用した道具は、以下になります。

  • はんだごて(60W)
  • UACステッピングツール

はんだごては汚れる可能性があるため、安い物で十分だと思います。
ただし、ワット数はできるだけ高いものでないと、加工がしにくくなります。

本当は、小手先が棒状でないといけないのですが、私は標準の尖っている小手先に無理やり取り付けました。
かなり強くネジを締めこまないと、点描中に外れてしまい大変危険です。
心配な方は、ステッピングツールの内径に合う棒を用意し取り付けた方が無難でしょう。

加工の方法

今回は、東京マルイの電動グロックにステッピング加工を行いました。
以前塗装したため、フレームがモスグリーンになっています。

ステッピングしやすいように、やすりで均し突起部分を滑らかにします。
また、トリガーガード部分を少し削り、SAI風にしてみました。

あとはひたすら、ステッピングツールでスタンプしていくだけです。
「2秒ほど当てて離す」ぐらいが個人的には丁度良かったです。

ステッピング直後は、溶けたプラスチックが立っていて危ないので、100番ぐらいの粗いやすりで表面を整えました。

最後に塗装し、完成です。

ステッピング後のグリップ力については、素手で握ると手に吸い付く感触で滑りにくくなりました。

大体、30分ほどで終わったので、ステッピングツールを使用した作業効率はとても良かったのですが、点がまだらになり、穴も浅いので見た目は手彫りと比較すると粗い印象があります。
見た目を重視される方は、ステッピングツールを使用せず、1つ1つ手彫りした方がいいと思いました。