【東京マルイ 電動FA-MAS】実物っぽくロアフレーム・ハンドガードを細くする

東京マルイ FA-MAS

ファマスのフォルムが好きで、東京マルイの電動ガンを長らく所有しカスタムしてきましたが、電動ガンのファマスはミリフォトで見かける実物ファマスとは何かが違い、実物のような洗練されたカッコ良さが足りない気がしていました。

これについては、電動ガン ファマスの「あるところ」が実物と異なっていたことが分かり、今回はそこを修正し全体フォルムを実物に近づけていきたいと思います。

実物とのフォルムの違いについて

「電動も実物も同じ形」と思いがちですが、細かく比較してみるとちょっとだけ違うところがあります。
それは、電動ガンのボディが「全体的に太い」のです。

まずはメカボックスが入っているストック部分がですが、実物より分厚くなっています。
これは、電動M4も同様ですね(ロアフレームとグリップが実物より太い)。

このストックの太さについては横から見た場合のフォルムは、実物とほぼ同じなので個人的にはあまり気になりません。

ただ、電動ガンのファマスにおいてはもう一か所実物より太いところがあります。
それは「ハンドガードとロア」で、実物と比較すると電動ガンは太く角ばっていて無骨です。

これらが電動ガンファマスの全体フォルムが崩れてしまっている原因と考えます。

下図は、実際に実物と東京マルイ電動ガンのハンドガートを正面から写した画像になります。

電動ガンの方が数mmほど太いです。これに伴いロアフレームも若干実物より太くなっています。

これは当時ラージバッテリーを格納するためにハンドガードを太くしたと思われますが、現在はバッテリーも小型化されスペース確保も容易になりました。

ラージバッテリーについては東京マルイの商品ラインナップから消えてしまい、純正のニッケル水素ミニバッテリーを使用するとバッテリーがハンドガード内で動いてしまうため、スポンジ等で隙間を埋める必要があります。

今となっては不要になったこの過剰なバッテリースペースを減らし、ハンドガードのフォルムを実物に近づけていきます。

フレームの加工

まずはロアフレームの加工についてです。
細くするため、フレームを切っていきます。

のこぎりを使用して切ったのですが、これが思ったより時間がかかってしまったのと、後で細くする加工が面倒だったため、もう片側のフレームについては穴を開けてカットする方法に変更しました。

両サイド、ロアフレームの切り離しが完了したため、接着していきます。

下図のように、4mmほど細くなったので接着していきます。

接着剤は、プラリペアを使用しています。
プラスチックの接着はこの接着剤が一番オススメです。

続いてハンドガードも同様に、細くしていきます。

穴をあけて切っていきます。

ヤスリで断面を均した後、プラリペアで接着していきます。

プラリペアが固まったら、ヤスリ等で表面をきれいに均します。
同時に全体的に角張っていたエッジを少し丸くしました。

加工した結果

塗装し組み立ててみました。
ほっそりとした印象になり、実物に近づいた気がします。

<After>

<Before>

ハンドガードが細くなったことで握りやすくもなりました。
たかが数mmでも侮れません。

今回4mmほど細くしましたがその弊害として、トリガーがアウターバレルに干渉します。

干渉している箇所を削り、ロッドジョイントの穴をずらす必要がありました。

手間が掛かった分、フォルムが変わりお気に入りの一丁になりました。
まだまだ細かいディティールで気になるところがあるため、今後も引き続き手を加えていきたいと思います。