【東京マルイ 電動MP5K】RetroArmsのCNCメカボックスV3 QSCを搭載し軽量化しました
前回紹介したMP5K PDWのメカボックスをRetroArms製のVer3 アルミ メカボックスに交換・軽量化しアタッカーウェポンに仕上げたいと思います。
RetroArmsのメカボックスの購入は1年くらい前なのですが、当時Ver3用が国内のお店がどこも品切れだったので海外サイトで購入しました。国内よりも安く購入できので、時間に余裕がある場合は海外から直接買っても良いかもしれません。
簡易的な箱の中に、エアキャップで包まれた本体、スプリングガイド、ネジが付属していました。
重量を測ってみるとメーカー公称値通り111gと、かなり軽量で期待が高まります。
ちなみにマルイ純正メカボックス(メタル軸受け)が274g、RetroArmsのメカボックスに軸受けをつけると119gでした。マルイ純正品より150g以上軽いです。
MP5Kに組み込むには少し調整が必要になりますので今回はそのポイントを中心に紹介します。
※1年ほど前の製品なので現ロットは改善されているかもしれません。
RetroArms CNCメカボックスV3の組み込み
軸受は同社8㎜メタルですがどんなに頑張ってもはめることができず、ノギスで計ってみるとメカボックスの穴に対して僅かに軸受の方が径が大きかったです。そのためリーマーで少し穴を広げる必要がありました。
RetroArmsの軸受は薄型なので内外共に面一になり、電子トリガー基板やセレクタープレートなどのパーツに干渉することがありません。
またマルイ純正のモーターホルダーを取り付ける場合ネジ穴の位置が合わなかったのでリューターでモーターホルダーの穴を拡張する必要がありました。
チャンバーの取り付けに関しては、RetroArmsのメカボックスの穴に対してチャンバーの方が径が大きくそのまま取り付けようとすると画像の通り隙間ができてしまいます。このままだと、気密漏れや給弾不良が発生する可能性があります。
チャンバーのノズル側を少し絞り、メカボックスとチャンバーを密着させる必要があります。ちなみに前回の記事で「初速が不安定」と書きましたが、その原因はこのチャンバーとメカボックスの隙間によるものです。銅箔テープなどでその隙間を埋めてガタを取り除く必要があります。
MP5Kに組み込む際はこれらの調整が必要でしたが、メカボックス内部についてはトラブルなくすんなり組み込むことができました。
スプリングガイドをメカボックスの後端から取り外せるQSC(Quick Spring Change)機構搭載で、スプリング交換による初速の調整が楽な点が良いです。
本商品はもともとQSCスプリングガイドが付属していましたが、固定式のスプリングガイドも別売りで販売してるようです。
(QSCスプリングガイドはグラグラするので不安ではありますが、固定式だとそういったことはないのでしょうか・・?)
組み込んでみて感じたこと
全体重量(バッテリー含まない)は1.7kgでした。通常はバッテリーなしで1.8kgなのでメカボックス分軽くなっただけです。100g程度の軽量化だとそこまで軽くなった感じはしないです。
対する電動MP7ですが、バッテリーなしで1.3kgでした。これは「持ってわかる軽いやつ」です。重量においてはMP7に軍配が上がります。
ただMP5Kの場合、後端のストックを固定している2本のピンを抜くだけでQSCスプリングガイドが現れるためスプリングの交換が容易です。アウトドアとインドアフィールドの各レギュレーションに対応しやすく、オールマイティに使用できる電動ガンになりました。
RetroArmsメカボックスは価格が高く、組み込みに関して調整が必要ですが、メンテナンス性・重量・強度において他メーカーより優れていると思います。カスタムの幅が広がり、人によっては値段相応の価値がある製品だと思いました。
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