【東京マルイ 電動MP5】メタルフレームに換装しました
中古のMP5用のメタルアッパーフレームを入手したのでMP5SD6に組み込みます。
MP5用のメタルフレームはこれまで色んなメーカーから販売されており様々なバリエーションがあります。
たとえばmp5のメタルフレームでは、クラシックアーミーが一番有名でしょうか。
これはメカボックスを後方より抜き出せる設計でメンテナンスが容易になる画期的な商品ですが、ただその弊害として専用のチャンバーに交換する必要があります。
個人的には専用チャンバーは、保守パーツの入手性からできるだけ避けたいところです。
他にもG&GやCYMAのほか、VFCもMP5のメタルフレームバージョンを販売していたと思います(マルイに適合するのは一部製品のみ)
今回入手したメタルフレームは、“東京マルイ純正チャンバー”を使用できる上に、メカボックスを後方から抜き出せる、いいとこ取りのメタルフレームです。
残念ながらメーカー不明ということで中古で購入したので詳細はよく分からないのですが、色々ネットで調べるとG&G製ではないかと踏んでいます。
今回はこのメタルフレームをマルイのMP5SD6に写真のようにほぼポン付けできましたので紹介します。
中古メタルフレームについて
ぱっと見、東京マルイ純正フレームと相違はなさそうですが細かいところが微妙に異なっています。
(写真上:東京マルイ純正、下:メタルフレーム)
エジェクションポートはマルイ純正同様、固定されておりチャージングハンドルを引いても何も起こりません。開いたところでメカボックスが顔を覗かせるだけでHOPダイヤルが出てくるわけではないので不要ですが。
マルイ純正はメカボックスをモナカ構造で挟み込みますが、このメタルフレームは後端から差し込む構造なのでストックエンドキャップを固定するピン穴がありません。
また中古メタルフレームは、メカボックスとフレームを固定するための樹脂製パーツがあります。メカボックスのスプリングガイドをネジで固定します。もし中古でメタルフレームを購入される場合はこういった専用パーツの欠品がないことを確認してから購入されることをお勧めします。
刻印については左半分はマルイと同じですが、右側面は何も刻印がありません。ちなみにフレーム上段の刻印もこのメタルフレームにはありません。
重量については、マルイ純正が168gでメタルフレームが393gと、200g以上の差があります。ダットサイト1個分ほどの重さの差ですがMP5サイズからすると結構重量が増しますので、メタル化する場合の好き嫌いがはっきり分かれるところだと思います。
今回私はメンテナンス性の向上を図りメタル化します。
メタルフレームへの換装
まずはMP5SD6の分解ですが、mp5シリーズの構造は全て共通なので、以前アップしたMP5分解方法とほぼ同じです。
メタルフレームはマルイ同様モナカで2分割できるので、分割してチャンバーの固定や配線を行います。前述した通りこのメタルフレームは東京マルイのチャンバーを流用できるのですが、チャンバーを取り付けるネジのピッチがマルイと異なるので注意が必要です。
組み立てはこの時点でメカボックスを挟み込む必要はありません。あとで後方から差し込めるのでフロントまで一気に組み立てます。
ロアフレームは、メカボックスとモーターを取り付けておきます。組み立てはアッパーフレームにメカボックス付きのロアを後端から差し込むだけなので、写真のように別のタイプのメカボックスへ容易に交換できます。
スプリングガイドのネジで専用の固定パーツを取り付けることでメカボックスとアッパーがガッチリとホールドされます。
ただそのままではストックエンドのピンをロアフレームの下半分だけの固定となるため強度的な問題があります。スリングを掛ける際にこのストックエンドキャップのピンに銃全体の重さが掛かりとても危険です。
なので純正フレームからパーツを作成します。フレームのピンを固定する部分を切り出しそれを使います。
プラ棒で突起を設けメタルフレームの固定パーツと引っかかるようにします。
後は固定パーツと共に後端から差し込むだけです。
このメタルフレームに交換してからメカボックスを取り出す時間が大幅に短縮され、メンテナンスが楽になりました。
またメカボックスの交換が容易なのでトレポン的な使い方もでき、色んなタイプのメカボックスを別途用意しておけば、”インドアフィールドでは初速を下げたい”といった場合に、サバゲー準備で時間がない時でもすぐに調整を行える点が良かったです。
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