【ダットサイト Aimpoint】実物Comp M2とマルイ Newプロサイトとの比較

光学機器

今更感がありますが実物のAimpoint Comp M2 M68を紹介します。
よく見かけるフォルムで各社レプリカを販売しておりダットサイト王道のデザインです。

フランス軍のFA-MASにもAimpointが載っており、それを再現したく購入しました。
(ファマスのは厳密にはバッテリーキャップのラバーがワイヤーになっているのでM1型だと思います。)

今回は実物ダットサイトの実力を確認するため東京マルイのNewプロサイトと比較します。

実物Comp M2の紹介

比較の前に、実物コンプを少し紹介します。

外装は金属製で剛性感は抜群です。どのレプリカにも勝る仕上がりで、さすが実物といった印象です。
落としたり壁に当てたり、撃たれたりしてもそう簡単には壊れないと思いますが、結構重たいのでアタッカーでぶん回す銃にはこの重厚な外装はデメリットとなると思います。

調光は10段階1~4段階目は「ナイトビジョンモード」となりドットを目視することはできません。

実物Compは何といってもロータリースイッチの出来がとても良く、「カチッ、カチッ」と確実なクリック感があります。
サバゲーを始めてからダットサイトを色々触ってきましたが、このスイッチの感触に勝る製品に出会ったことはありません。実物Compを持っている知り合いがいたら是非触ってみて下さい。

電池は、「1/3N」というかなり特殊な電池を使用します。極性がありプラス極がバッテリーキャップ側になります。

実物のCompですがバッテリーライフが恐ろしく長いです。
購入からもう7年くらい経ちましたが、まだ一度も電池を交換したことがありません。基本サバゲー時は明るさ9段階目使用、たまにLEDの消し忘れもありましたがまだ電池が空になりません。数年~最大10年間電池が持つとネットで見たことがありますがあながち嘘ではないようです。

予備で買った電池があるのですが今の電池が長持ち過ぎて未だ未開封です。おっと、期限が今年(2019年)までですね、今年中に交換することはあるのでしょうか・・。

実物Compの視界(Newプロサイトとの比較)

全体フォルムは似ていますが質感はてんで異なります。東京マルイのNewプロサイトも恐らくAimpointのCompを参考にされたのでしょう、細部はデフォルメされていますが全体的なフォルムはとても似ています。マルイは樹脂製でおもちゃっぽさ全開です。(上:実物、下:マルイ)

(左:実物、右:マルイ)

重量はマウント付きで、実物が308g、Newプロサイトが210gでした。100gの違いは結構大きく、手に取ると実物はすごく重く感じてしまいます。

外装のチューブ径は同じですが、内部のチューブ径が異なりそれに伴い視野が違います。実物の方が大径で見やすいです。(左:実物、右:マルイ)

LEDの明るさ比較です。輝度MAXで比較します。まずはNewプロサイトです。まぁ、よくあるパチコンプという感じ。いや、それよりも暗い気がします。電池は新品のLR44なのですが・・。

続いて実物の輝度MAX(10段階目)です。内反射するほどの強烈な明るさです。実物の圧勝です。

屋外の木でドットを比較します。下はNewプロサイトです。ドットは滲みもなくキレイですがレンズの青みがすごいです。

続いて実物です。違和感のないクリアな視界です。ドットもキレイで、また明るく視認性バツグンです。

もう少しわかりやすく被写体をガチャピンに変えます。1枚目がNewプロサイトで、2枚目が実物です。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、レンズの色と視野の広さが違います。実物の方が圧倒的に見やすいです。

実物は視認性がよく、太陽でガンガン照らされている日中でもダットを見失うことはありません。

まとめ

実物Compの良い点、悪い点をまとめると以下です。(個人的主観)

【Good】

  • ロータリースイッチのクリック感
  • 青みのないクリアな視界と明るいドット
  • 驚異的なバッテリーライフ

【Bad】

  • 重い
  • 1/3Nという超特殊な電池

ダットサイトはマイクロダットサイト、オープンダットサイトなど色々使ってきましたが、最終的に実物Aimpointに落ち着きました。REDドットのチューブ型が瞬時のサイティングを行いやすく、実物ならではの見やすさがあります。

もしサバゲーを長く続けていく気持ちがあるのであれば、高額ではありますが実物の光学機器にいきなり手を出してもいいと個人的に思います。最終的にはみんな実物に行きつきますから・・。笑