【ACE1 ARMS ダットサイト】Aimpoint Micro T-2 タイプを購入しました

光学機器

ACE1 ARMS製のAimpoint Micro T-2タイプ ダットサイトを購入したので紹介します。

T-1、T-2タイプは各社様々販売されてますが、レプリカながらナイトビジョンモードを搭載していると言うことでACE1製をチョイスしました。

樹脂製ケースの感じから安っぽさを感じますが肝心のダットサイト自体は大変良くできた商品です。

以下詳しく紹介していきます。

外観について

まず重量。ハイマウント込みで約179グラムでした。

実物Comp M2やEoTechと比較すると大体半分となりかなり軽いと思います。

ボディは金属製です。材質は恐らくアルミで剛性は高いです。

外観が良くかなりしっかりとした仕上がりです。

刻印もレーザーによるものでしょうか、とても綺麗に刻印されています。

対物・接眼レンズにそれぞれバトラーキャップが標準でついてました。

対物レンズには透明な樹脂がついているので、ポリカーボネートなどのプロテクターを別途購入しなくてもそのままレンズ保護として使えそうです。

キャップの閉まり具合も良く不都合は感じません。
安物だと閉まり具合が悪かったりキャップに歪みがあったりしますが、本製品についてはそういったことはありません。大変よくできていると思います。

マウントも標準で付属しています。
実物のマウントなど他の製品に適合するかについては、ネット画像と比較する限り形は似ていますが持っていないので何とも言えません。

マウントはレプリカながらかなり堅牢かつ精密な造りでロックもしっかり掛かりますし、取り付け時のガタはありません。素晴らしい・・。

取り外す際はロックボタンを押しながらレバーを起こします。ロックはガッチリ・動きはスムーズです。

ハイマウントはネジで固定されているだけなので、取り外しロータイプに変更することも可能です。

レンズは赤色のルビーコートです。見る角度で色が少し変化します。綺麗です。

LEDモジュールが斜め下側に設置されている関係か、対物レンズも斜めに設置されています。  

レティクルのアジャスターキャップを外すとレティクルの調整が可能です。キャップはワイヤー等で繋がっていないため紛失注意です。

レティクルのアジャスターキャップはトップとサイドで形が異なります。

 
基本的にサイド側のキャップについている突起を使って上下左右のレティクル調整を行います。アジャスターは「カチッカチッ」っとクリック感もちゃんとあります。

T-1タイプの場合はトップのキャップにも突起がありますが、ぶつけて折れてしまうことが多かったことからT-2ではトップの突起が廃止されたようです。

電池について

側面に電池を格納します。コイン等で側面のキャップを外すと電池の交換が可能です。

使用する電池はCR2032です。どこにでも売っており入手には全く困らないですね。
極性があり、本体側がマイナス、電池キャップ側がプラス(電池のロゴがある方)です。

キャップにOリングがついているので振動による接点不良は発生しづらいと思います。

サイトの見え方について

気になる歪みや曇りはありませんがレンズは青みがあります。

実物Comp M2との比較です。

流石実物。やっぱり見やすい。

でも実際、上記写真は白色背景ため青みが強く見えますが、通常使用の場合はほとんど青みは気になりません。
他のレプリカじゃもっとドギツい青色はあるのでその中では薄い方でしょう。  

調光は12段階です。0は完全消灯です。ダイヤルは「ガチッガチッ」っと確かなクリック感があり振動で消える心配もなさそうです。

ちなみに輝度調整ダイヤルはゼロ位置からいきなりMAXの12に回せません。消灯からMAXにしたい場合は1,2,3…12という感じで順に回す必要があります。逆の消灯も然り。
正直、光量的に1~11を使う場面は殆ど無いので毎回、ガチッガチッガチッガチッ・・しないといけません。

ドットは赤色のみです。歪みやボケも殆どなく見やすいと思います。画像は晴天時の屋外の見え方です。

正確かどうかは分かりませんがドットは2MOAのようです。少なくとも実物Comp M2と比較すると明らかにドットが小さいです。

輝度ですがMAXの12段階目でも暗い印象です。
屋内だと全然問題ありませんが屋外だと見えにくい場面はあるかもしれないですね。

快晴時の空の画像。目を凝らせば・・・辛うじて見えます。

ただしACE1にはなんとナイトビジョンモード(NVモード)が搭載されています。ダイヤルの1~3です。

NV用だからといって赤外線になっているわけではなく、光量がとても小さくなっているだけです。
輝度1~2は肉眼では見えません(3は見える)が、NV越しに覗くとしっかりドットを確認できました。光量は絶妙で暗すぎず明るすぎずといった感じで調整されています。
使用後のNVの残像もほぼありませんでした。

使用感

VFC MP7電動に載せてみました。

良く合っていると思います。

ハイマウントながらダットサイト本体が軽いため銃の取り扱いにおいては影響は特に感じません。
むしろComp M2の時はダットサイトの重さに銃が振り回される感じがしましたがこのT-2タイプではそれがほとんどないです。マウント時の使用感は正直Comp M2やEoTechより良いと思います。構えやすいです。

この製品、レプリカながら完成度はかなり高いと思います。
他のレプリカよりも若干値段が高めですが、外観の仕上がり、可動部の動き、機能は価格相応の価値はあると思います。NVモード搭載のレプリカなんて他に見たことないですからね。

唯一、MAX輝度が若干暗いことが不満。惜しい・・!今度、分解して輝度を明るくしようと思います。