【ACE1 ARMS ダットサイト】Aimpoint Micro T-2 レプリカを分解しました

光学機器

ACE1 ARMS製のAimpoint マイクロ T-2 レプリカサイトの分解方法を紹介します。

このダットサイトのレビューはこちらの記事で紹介しています。


分解した理由の1つとして内部のチューブ内にゴミが気になっていたので・・・。

ACE1 ARMS T-2タイプの分解方法について紹介しるサイトが無かったので手探りで進めました。

対物側のリングの取り外し

まずパッと見で分解できそうなところから着手しました。

対物側のリングには2つの穴がありここに分解ツール「コンパス」を差し込み反時計回りに回してみたところリングが回転しました。

結構呆気なく取り外しできました。特に接着剤で固定はされていなかった感じ。

しかしこの状態ではまだ中のインナーチューブをスムーズに外せません。
どうしたもんかと、他に分解できそうなところを探していきます。

接眼レンズの取り外し

接眼側のレンズですが対物のようにレンチを差し込む穴など見当たりませんが、細部をよーくチェックすると別パーツになっているように見えたので「外せる」と判断し分解にトライしてみました。

固定方法は不明でしたがネジ式と推測プライヤーで回してみました。傷防止にゴム板を巻いておきました。

これがメチャクチャ硬く固定されており、最初「本体と一体となってる!?」と疑いましたが渾身の力を込めて回したところどうにか外せました。

傷防止のゴム板は全く意味をなさず・・後でキズを埋めて塗装します。

接着剤で固定されてました。

接眼レンズが外れたことで内側のゴミも確認。接眼レンズ固定のための接着剤のカスが落ちたようです。

インナーチューブを支えるスプリングとLEDが確認できます。

インナーチューブの取り外し

分解に当たり光軸調整ダイヤルは緩めておきます。最大まで緩めてもロックが掛かっており分解はできませんでした。

接眼からやさしく押すと前側からインナーチューブがスルっと抜けます

インナーチューブの回転止めとして機能しているだろう小さな鉄球が付いてますので紛失しないように注意します。

センター出しのためのOリング。写真では油を拭き取りましたが最初はギトギトでした。パージでの目的も兼ねていそう。

発光モジュールの分解

スイッチとLEDが接続されている配線を取り外します。

発光モジュールはインナーチューブに挟まっているだけでした。

ドットを生成する穴。肉眼ではほとんど分かりません。

LEDの取り外し。

光を通すと穴を確認できました。

輝度調整ダイヤルの分解

電池蓋を外すとコンパスを差し込める溝がありましたのでここから分解します。

ここにも接着剤的なもので固着されていたので取り外しは結構苦労しました。専用ツールじゃないと分解は厳しいと思います。

以上で分解完了です。

接着剤で固定されている箇所があり分解は結構苦労しましたが致命的なダメージを与えることなく割とスムーズに分解できたと思います。
ACE1は造りが良いですね。寸法、ネジ切りがしっかりしていました。

分解することで内部のゴミも取れましたし内部構造も把握できました。次回、不満だった暗いドットをどうにかします。