【東京マルイ MP5】フレーム加工カスタムを行い分解・メンテナンス性が大幅に向上しました
メンテナンスの効率化のため東京マルイの純正フレームを加工しましたので紹介します。
東京マルイ MP5シリーズの分解について
通常、MP5の分解は全バラシが必要になります。分解方法はこちらです。
というのもメカボックスはフレームのガワにサンドイッチされており、チャンバーにおいてもフレームにネジ止めされている構造になっています。
この構造により高い剛性と精度を実現しているわけですが、メカボックスの取り出しが非常に面倒になっています。
モナカを割らないとメカボックスを取り出しできません。
ブラシレスモーターに交換したのですがその弊害で故障が続き何度も分解、組立を繰り返し流石に嫌になってきたので構造を少し変更することにしました。
G&GのMP5フレームについて
G&Gのメタルフレームですがこれが大変良くできていて、トレポンのようにフレームのピンを抜くだけでアッパーとロアフレームを分離することができます。
マルイのフレームと違って、後端が開いておりそこからロアフレームを抜くことができるようになっています。今回はこれを参考にしたいと思います。
ちなみになぜこのG&Gを使わないかというと、メタルフレームがゆえに重量感があり軽量であるMP5の売りが無くなってしまうためです。
重量は373グラムと、純正フレーム151グラムと比較すると2倍以上重くなっています。
たかが200グラムと思うかもしれませんが、ダットサイト1つ分くらいの差があり手に取ってみるとその差は歴然で、結構侮れません。
マルイ純正フレームの加工
G&Gフレームとの比較です。
後ろの部分が異なります。
マルイフレームをG&Gに寄せていきます。マルイ純正のフレームはエンドキャプのピンを通す穴が空いていますがこの部分を全て切り取ります。
続いてメカボックスを通すために後ろの空間を拡張します。ここもG&Gの形状を参考にしました。
今回の作業においてはリューター1つでほとんどで行っています。もはやカスタムにおいてリューターは必需品となっています。
大体の加工が終わったところです。
G&Gとほぼ同じ形に寄せられたと思います。
仮組ではメカボックスを後ろから差し込みできることを確認しました。
ちなみに後ろ側のネジ穴が無くなってしまったので、別の位置に作り直しています。
あとはロアフレームを組み立てて挿入できるかどうかです。
フレーム加工後の分解・組立
アッパーにはチャンバーとフロントサイトを、ロアフレームにはメカボックス&モーターをそれぞれ別々に組立てます。
すべてを組み立てて、後端からロア一式を差し込みます。緊張の一瞬です。
組立てできました。クリアランスもバッチリで嫌な引っかかり等なくスムーズに差し込み出来ました。
G&Gの固定パーツを流用することでアッパーとロアフレームの一体感が増します。加工前と遜色ない強度です。
今回の加工によりメンテナンス効率が大幅に向上しました。メカボックスの分解時はアッパーの分解が必要無くなり、チャンバーの取り出し時にはモーターの取り出しなどロアフレームの分解が必要無くなりました。
また別のメリットとしてG&G同様、トレポンのようにロアだけ差し替えて性能を変えることもできます。
サバゲー時にロアだけ予備を持っていけば不調の際も安心です。
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