【東京マルイ MP5】DSGカスタム 電子トリガーとプラグインブラシレスモーターを組み込みました

東京マルイ MP5

前回、13:1ギアボックスを組み立ててサバゲーで使いましたがレスポンスやサイクルがDSGと比較するとトロい印象があったのでもう一度DSG機を組むことにしました。


予備のSYSTEMA製メカボックスのガワがあったので1から組むことにしました。

メカボックスの加工

まずはトリガーストローク量を詰められるようにタップを切ってイモネジをねじ込みます。

続いてメカボックスの割れ加工を行います。シリンダー部分の角を丸く削ります。

100均の棒ヤスリでも簡単に丸くできます。

軸受けとギア

軸受けを固定します。SHSの7mmがあったのでこれを使います。接着剤で固定が必要です。私はロックタイト263を使ってますが耐衝撃性のある接着剤なら何でも良いと思います。

ギアについて、スパーギアとベベルギアはAOLS製を使います。

クロムモリブデン鋼とのことです。仕上がりは良好です。

エッジが落とされているためギア回りはスムーズで最近お気に入りです。

セクターギアはSiegetekです。

ちなみにベベルギアはAOLS製ですが16:1に付属していたものでなくR85用に変えてます。
スパーギアと噛む部分が9枚となっていますがその分歯が大きくなっており強度は上がっているはずです。ただギア比が変わるのでサイクルは落ちると思います。

ラッチはLONEXの次世代用を使います。

吸気系について

続いて吸気系です。
シリンダーヘッドのゴムを交換します。以前、マルイ純正のままハイサイ機に使ったら速攻でメカボックスが割れました・・。ハイサイ機を組むなら交換は必須でしょう。

元々のゴムを剥がし代わりのゴムを接着します。
以前おもちさんからいただいたハネナイトのダンパークッションを使います。(おもちさんありがとうございます)

3mm厚が2個入っています。仕上がりが綺麗でマルイのシリンダーヘッドにピッタリハマりました。

AOEも兼ねて3mmを2枚重ねて6mmで使います。耐衝撃性の接着剤で固定します。

ピストンはRetroArmsのDSG用です。シリンダーは確かライラのMP5用。

歯を少し落とします。

タペットプレートとスプリングをDSG用に加工します。加工後の写真は撮り忘れましたが。。記事後半の動画には収めてあります。

電子トリガーの実装

FCU(電子トリガー)はBTC Spectre Mk2です。古い製品ですが流石FCUの走りの製品、安定性・確実性がGoodです。

ベルハンマーグリース#2を使ってグリスアップしました。
スプリングはGAWのDSG用M95です。最初期のロットです。底上げ必須ですがバネ長が短く組みやすいです、バネ鳴りもありません。

次ロット以降のDSGスプリングはバネ鳴りしてしまうんですよね・・。

組みあがりました。

モーターはOption No.1のプラグインブラシレスモーター(トルク型)です。

組みあがり完了です。

レシーバーへの組込みとチャンバーの確認

フレーム加工を行ったおかげで組込みが簡単です。


最終チェックでバレルを覗いたところホップが若干傾いていたので修正。

結局アッパーも分解することに。。バレルの取り出しはメンドイです。

こんな感じかな~。

動作について

組込み後の性能チェックです。

  MP5
DSGカスタム
1 89.19
2 89.23
3 89.34
4 88.29
5 89.15
6 88.76
7 89.45
8 89.25
9 89.41
10 88.48
Avg 89.06

背景色:最高値最低値
使用BB弾:東京マルイ 0.2g セミバイオBB弾
使用バッテリー:Fujikura 7.4v 2000mAh 30C

秒間38.2発でした。ベベルギアを変えればもうちょっと上がるかもしれないです。

メカボックスの組み立てについて手元動画を作成してみました。

撮影と編集しんどかった・・最初で最後かもです笑

組んで分かりますが、電動ガンにおいてはブラシレスモーター+DSG+電子トリガーが現段階で最強のような気がします・・。
レスポンス、サイクルも良くて動作している時間も短時間のため静音性も良好。また7.4Vで秒35発以上出せるのでメカにも優しい。
11.1Vを使えばシングルセクターギアでも秒40発弱は出せるんですがメカボックスやモーターの負荷が半端なかった。。

今後暫くはDSG+7.4V運用となりそうです。