【東京マルイ 電動G18C】カスタムインナーバレル交換による初速比較

東京マルイ G18C

電動ハンドガンのグロックについてインナーバレル交換を試し初速を比較してみました。

使用した電動ハンドガンは東京マルイのグロック18Cです。分解・インナーバレルの交換が簡単だったので今回はこちらをチョイスしました。

用意したバレルは以下3種類になります。
◆マルイ純正:105mm
◆KM企画:130mm
◆PDI01バレル:135mm

下記よりそれぞれの紹介、装着方法、初速を記載します。

各バレルについて

ホップ窓を比較するとそれぞれ少し違います。

まずは東京マルイのインナーバレルです。
◆インナーバレル長:105mm
◆内径:6.08mm
◆材質:真鍮

真鍮製のノーマルです。ホップ窓もバリなどなくキレイに加工がされています。

続いてKM企画のTNバレルです。
◆商品名:TNバレル+サイレンサーアダプター 130
◆インナーバレル長:130mm
◆内径:6.04mm
◆材質:真鍮(TNコーティング)

真鍮に特殊なコーティングを施したバレルになります。ホップ窓が小さめです。スタンダード電動用のバレルも同様に小さいのでここはKM企画のこだわりでしょうか。個人的には窓が小さいとホップの突き出し量が減り、ホップを垂直に落とすのが難しく調整がシビアに感じます。

最後にPDIです。
◆商品名:01インナーバレル MAC10用
◆インナーバレル長:135mm
◆内径:6.01mm
◆材質:SUS304(ステンレス)

内径は01mm。ステンレス製でずしりと重く剛性は高い印象です。ホップ窓も大きく、また前方が斜めにカットされているのでホップの掛かりも良さそうです。

刻印も彫られており、高級感が漂います(実際他と比較してダントツで高いですが・・)

ロングバレルの装着に関して

グロックの場合、ロングバレルを組み込む際、画像のように無理やり差し込みます。最初は壊れそうで不安でしたが、ロアフレームは柔軟性がありクセもついてくるので徐々にスムーズに装着できるようになります。

インナーバレル交換による初速の変化

メカボックス内部に関して、スプリングはマルイ純正ノーマルですがヘタっていたので底上げにより初速を戻しています。

その他、ノズル、シリンダー、ピストンはノーマルになります。

まず東京マルイバレル105mmの初速です。ごくごく普通な数値です。

続いてKM企画TNバレル130mm。やや初速がUPしていますがアップ量は思ったほどではないです。

最後に01バレル。ノーマル、KM企画と比較して大幅に向上しています。

以下、10発ずつの計測結果です。

  マルイ
105mm
KM
130mm
PDI
135mm
1 66.01 67.67 73.93
2 66.98 69.30 72.81
3 66.52 67.24 73.75
4 66.71 69.29 74.75
5 66.11 67.07 72.11
6 66.45 67.61 73.56
7 66.13 68.39 73.86
8 66.24 69.29 74.72
9 66.25 67.95 73.18
10 66.06 68.34 73.90
Avg 66.35 68.22 73.66

背景色:最高値最低値
使用BB弾:東京マルイ 0.2g セミバイオBB弾
使用バッテリー:Fujikura製 7.4v 550mAh 30C

純正バレルと比較して、KM企画TNバレルは+1.87、01バレルに至っては+7.31と大幅なアップとなりました。今回01バレルは一番長かったこともありますが、それでもこの差はすごいです。

バレル交換により、かなり差がでてますね。初速アップカスタムとして、タイトバレル化は必須だと思います。中でも01バレルの初速アップ量は異常で初速を重視される場合はPDI 01バレル一択ではないでしょうか。

ちなみに電動ハンドガンのバレルタイプは2種類存在し、電動グロックは「ハイキャパE用」「HK45用」のバレルはそのままでは流用できません。逆も然り。詳しくは過去記事をご覧ください。