【東京マルイ 次世代HK416C】電動ガン メカボックス分解レビュー

東京マルイ 次世代HK416C

東京マルイカスタムのためメカボックスを分解しましたのでその手順とかんたんに分解レビューしてみます。

メカボックス取り出しまでの手順は過去に記事として上げていますのでご参照ください。

メカボックスの分解

1. HK416Cはフロント配線かつマガジン給電用の端子が付いているためこれらを外します。端子の裏に隠れているネジを含め合計4本のネジがあります。

2. 続いてオートストップ、ボルトリリースのパーツを取ります。ネジ1本で固定されています。分解の際スプリングが飛ばないよう注意が必要です。

3. メカボックス本体のネジを取りメカボックスを開けます。ピストンスプリングのテンションがかかっていない状態なので気にせず開けることができます。

以上です。特に難しいことはありませんでした。

内部パーツレビュー

Ver2メカボックスと形が大きく異なりほっそりとしたコンパクトなメカボックスです。

まずはギアです。スタンダード電動ガン同様、ベベルギア、スパーギア、セクターギアの3ギア構成です。

セクターギアは次世代専用です。ピストンを引く歯は16枚でした。

スパーギアも次世代専用で、スタンダード電動ガンのスパーギアと比較して外径が小さめです。

最後にベベルギアですがスタンダード電動ガンのHC用と同じような形をしていてラッチの掛かる歯が多いです。

スタンダードとの互換性ですがHC用のベベルと比較すると少し寸法が異なるようです。ただサイズの違いは僅かなのでシムの調整を行えば互換性はありそうな感じです。

念のため純正のシム設定について掲載しておきます。パーツ点数を減らす工夫がされているのでしょうか、シムの枚数が少な目で設定されています。

ピストンはハーフラックギアになっています。

ボルトリターンユニットのギミックのための突起があるので、スタンダード電動ガンのものは流用できなさそうです。

スプリングはVer2より若干径が小さくなっているようです。

シリンダーはスタンダード電動ガンのものと同じです。互換性は問題ないかと思います。

タペットプレートは特殊でボルトストップを行うための穴が空いています。タペットプレートの戻る力でトリガースイッチのカットOFFを行っているようです。すみません、タペットプレートの写真を撮り忘れました・・。

軸受けの比較です。

同じように見えますが次世代用の軸受けはスタンダード電動ガンのそれと比較して0.1mmほど外径が小さいです。互換性はありません。

初めて次世代電動ガン用メカボックスに触れましたがメインスプリングのテンションが掛かっていないので分解・組立は行いやすかったです。
ほっそりとしたメカボックスなので、リコイルの衝撃もありますし高負荷カスタムは避けた方が良いのかな?と思いました。

ちなみに調べたところRetroArmsが次世代用の強化メカボックスを販売しているようです。
見た感じHK416Cのマガジン給電を行う場合は前方にタップを切らないとダメそうな感じですが軽量で高強度とハイスペックな商品となっており、カスタムする場合は交換してみても良いかもしれません。