【東京マルイ 電動グロック】タクトスイッチによるショートトリガー加工を行いました
電子トリガーを搭載してある電動グロック18Cですがトリガーを折角なのでマイクロスイッチによるショートトリガー化してみました。
標準のヌルッとしたトリガーフィーリングもONになるタイミングが曖昧で嫌だったというのもありますが。
電子トリガー化により別の方式でカットオフを検知しているためトリガーは単純にスイッチをONにするだけで良く、ショートトリガー化の機構をシンプルにできます。
トリガースイッチの変更
標準だとトリガーバーを介してメカボックスにあるスイッチを押しますが、トリガーフィーリングアップのため無駄なパーツは使用したくなかったのでトリガーのパーツ部分にスイッチを仕込むことにしました。
小さなタクトスイッチを使用します。表面実装用の小さな部品です。
タクトスイッチを使うことでトリガーストローク量を小さくすることが可能ですが暴発しないための工夫が少し必要です。ユニバーサル基板にスイッチを固定しトリガー部分にねじ止めしました。
元々トリガーバーが刺さっていた穴に釘を差し込み、それでタクトスイッチを押す仕組みにしました。
引きすぎによるスイッチの破損を防ぐために前方にネジを設置することにしました。
またトリガーの後方にプラ板を張り付け、トリガーの可動範囲を調整します。
これで極小のトリガーストロークとなりました。
トリガーセーフティ
前述したようにショートトリガーを行ったことで暴発の危険があるためセーフティを少し考えなければいけません。
ノーマルのグロックのセーフティはトリガーをロックする構造ですが僅かに遊びがあります。
マルイ箱だし状態であればトリガーロック中はONになることはありませんが、タクトスイッチ化を行うとセーフティロックが掛かっている状態で思い切りトリガーを引くとスイッチがONになり発射する可能性があります。
その対策として、セーフティにもスイッチを設置することにしました。
セーフティの部分に無駄にデカい金属ブロックがあるためそこにマイクロスイッチを設置しセーフティロックを検知する構造にしました。
セーフティスイッチとトリガーのタクトスイッチを接続し連動させます。
こうすることでセーフティのスイッチがONにならない限りトリガースイッチがONになることはありません。
今回の改修にあたり電子トリガー基板もより小さくするため新規に作成。プログラムも大幅改修し動作の安定化を行いました。
ちなみに余談ですがアウターバレルは取り外さない方が良いです。
スペースがないからと言って外すと精度に影響が出ると思います。アウターはバレルを固定するだけでなくトリガーユニットが前方に傾くのも抑えてくれます。
組み込み後
トリガーフィーリングは格段に良くなりました。
トリガーストローク量が小さくなり、タクトスイッチならではのクリック感があり引き切りもわかりやすいです。
マルイ純正との比較動画を作成しました。
セーフティもしっかり機能し安全性も向上しました。
加工はやや面倒でしたがその効果は絶大で、セミオート連射時のストレスが解消しかなり扱いやすくなりました。
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