【東京マルイ FA-MAS】メカボックスの分解と組立手順の紹介
先日手に入れたファマス Felinカスタムのメカボックスを分解・組立てを行いましたのでその手順を紹介します。
メカボックスの取り出し方法
過去の記事のファマスの分解記事と重複しますが改めてメカボックスの取り出し方法を記載します。
1.ストックパッドのネジを取ります。
2.ストックカバーのネジ(左右1本ずつ)を取ります。
3.パッド側を軸にストックカバーを回して取ります。
4.コネクタを抜きます。
5.トリガーバーのコネクタをラジオペンチで取ります。
6.ロアフレームとメカボックスを固定しているネジ(左右2本ずつ)を取ります。
7.メカボックスを後方から抜き取ります。
メカボックスの取り出しは容易に行うことができます。
メカボックスの分解方法
続いてメカボックスの分解方法を紹介します。
1.セレクターを固定しているネジを取るとセレクターパーツを取り外しできます。
2.ラッチを解除します。ファマス唯一の便利機能です。
3.モーターを固定しているプレート(フロント側のみ)を抜き取ります。
4.プラスドライバーとトルクスドライバー(T10)を使用してネジを7本取ります。
5.メカボックスを開帳する前にトルクスドライバーをノズルに差し込みます。
6.ピストンが暴れないようトルクスドライバーを抑えながら慎重にメカボックスを開けていきます。ファマスは全体がガワに覆われているためシリンダーを押さえることができないため、スプリングの飛び出しに注意が必要です。モーターのエンドベル側はホルダーに引っ掛かっている状態なのでノズル側から開けます。
以上です。
ちなみにモーターは配線がはんだ付けされていますので、交換される場合ははんだごてが必要になります。
メカボックスの組立て方法
ついでに組立の手順も紹介します。組立て方法は分解の逆の手順になりますが個人的には組立ての方が難しく思います。私なりに比較的かんたんと思っている組み立ての手順を以下で説明します。
1.ギア、ラッチ、モーター、スイッチを一通り組み立てます。
モーター固定のパーツはエンドベル側のみ装着し、フロント側はこの時点では装着しません。
2.スプリング・スプリングガイド、ピストンをセットした後、分解時同様トルクスドライバーをノズルに差し込みます。
3.メカボックスを被せますが、まずメカボックスをモーターホルダーの金具に引っかけます。メカボックスを被せる際は、分解とは逆でモーターのエンドベル側から被せていきます。
スプリングが暴れないようにトルクスドライバーを抑えながらモーター側から被せていきます。
4.メカボックスを被せたらネジ止めする前に各稼働部の確認をします。タペットプレート、ピストン、ラッチが動くことが確認できれば問題ありません。ピストンは六角レンチなどをノズルに差し込んでみて反発があればOKです。
5.ネジ止めした後、モーターを固定する金具(フロント側)を差し込みます。
6.セレクターパーツを取り付けて完了です。
以上がファマスメカボックスの分解・組立手順になります。
シリンダー部が覆われているので分解・組立てが難しくなっていますがM4やAKのメカボックスのようにシリンダー部に穴を空けると作業が大分楽になります。頻繁にメカボックスをメンテナンスする方は加工をお勧めします。
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