【東京マルイ 電動HK45】電子トリガーを組み込みレスポンスアップカスタムを行いました

東京マルイ HK45

ようやく電動HK45に自作電子トリガーを組み込むことが出来ました。

配線の取り回しとスイッチの調整に苦労し、組み込みまで一週間ほどかかりました。
バッテリーに関しては、電動ハンドガン用バッテリーを本体に収納できますが、基板を配置したことで想像よりも色んな箇所が干渉するためフレームの加工が必要になります。(ポン付けとは程遠いです。)

電子トリガーの機能は以前アップした電動グロックと同等になります。
セレクターも機能し、Safe-Semi-Fullの切替も問題なく行えます。

後日動画を作成しました。

トリガーストロークの加工

トリガー周りも少し加工しています。
ノーマルだとストロークが長く、指をトリガーに掛けにくかったので電子トリガー化の利点を活かしストロークを短くしてみました。

ショートストローク化のポイントは、スイッチの銅板とトリガーの2点です。

まずは銅板ですが、下記は純正箱出しの状態です。相当傾けないと接点に触れません。

スイッチの銅板を短く加工し「ON」になる位置を前方へ少しずらします。

ここは削りすぎるとアウトでやり直しが効かないため、調整しながら慎重に加工します。上が加工前、下が加工後の銅板です。

プラ材で傾きを調整します。何もしていない状態で接点が触れないように注意します。

次にトリガーストロークですが下記の箇所で調整します。
(トリガーの分解方法は過去の「HK45分解の記事」に追記しましたのでそちらをご参照ください。)

こちらもプラ材で傾きを調整します。

ノーマル位置から後退した状態となり、トリガーが引きやすくなりました。

※この2ヶ所の加工はカスタムトリガーの組み込みを前提としていますので、ノーマル仕様の場合はカットオフレバー等の加工が別途必要になる(と思われます、試していません)ので注意してください。真似される場合は自己責任でお願いします。

電動ハンドガンの電子トリガー化は細かな作業が多く非常に難しいですが、レスポンスアップやショートトリガー化などサバゲーに特化したハンドガンに生まれ変わるので実施する価値はあると思います。

ちなみにカスタム後、メカボックス内部は何も弄っていないのですがどういうわけか初速が3m/s落ちました(68m/s -> 65m/s)。気密がどこかで漏れているんだと思うんですが、、相変わらずデリケートな難しいトイガンです。