【GBLS DAS GDR15】Option No.1 プラグインブラシレスモーター搭載カスタムを行いました

GBLS DAS GDR15

DASにOption No.1 プラグインブラシレスモーターを組み込んでみました。

DASモーターは11.1V 40cというハイパワーバッテリーの使用が推奨されていますが、その影響でモーターが異常なくらい発熱します。
また以前DASのブラシモーターをメンテナンスしましたがブラシカスでものすごいことになっていたのでブラシレスモーターに交換することにしました。

Option No.1 プラグインブラシレスモーターについて

Option No.1の電動ガン用ブラシレスモーターはモーターブレーキ(アクティブブレーキ)が機能します。
かなり前にモーターブレーキ制動についてはテストしてあるので詳細はこちらをご確認ください。


こちらで紹介したようにDASはモーターブレーキ制動が必須な機構なため、今回搭載するブラシレスモーターとしてこのOption No.1のプラグインタイプを使用しました。

DASはボルトキャリア、ピストン、バッファを一気に引かないといけないためハイトルクが要求されます。そのためチョイスするのはトルク型一択になります。

ブラシレスモーターの制御について

ブラシレスモーター搭載に制御については7.4V/11.1V駆動、モーターブレーキ、タイミングなど自由に調整したかったので自作基板を使うことにします。

本来プラグインブラシレスモーターと電子デバイスとの併用は推奨していません。メーカー公式にもそのような案内があります。

ブラシレスモーター内にも電子基板が搭載されておりどのようにモーターをコントロールしているか私も正直よく分かりません。
詳細が分からない以上、破損を覚悟の上使用することになります。

DASへの搭載について

DASモーターは軸長が独自なため数あるスタンダード電動ガンのモーターをそのままでは搭載することはできません。
Option No.1 プラグインブラシレスモーターも例外では無くそのままでは搭載できないので加工を施す必要があります。

加工方法については省略させていただきますが、ブラシレスモーター搭載時の注意点はエンドベルサイズが変わるためフタの取り付けとコネクタと配線の取り回しに気を配る必要があります。

端子の差し込み位置が高くなるためDAS標準モーターでギリギリの長さだと配線の延長が必要かもしれません。
DAS標準のPTSグリップには一応搭載できましたがグリップの蓋がうまくハマらないため1mmほどフタを底上げしてあげる必要がありました。

PTSグリップのフタに少し加工を施せば解消できますので、プラグインブラシレスモーターの動作確認ができたら対応したいと思います。

動作に関して

動画を作成しました。

7.4VのリポバッテリーでDASが動きました。動画ではFujikura 7.4V 2000mAh 30cバッテリーを使用しています。
「DASノーマルモーター+11.1V 40c」と比較すると少し立ち上がりが遅いですが実用レベルかと思います。発熱も少なく燃費もよさそうです。

一方で11.1V 40cとブラシレスモーターの組み合わせだと回転数が上がるためセミの立ち上がりはノーマル同等かそれ以上かと思います。
フルオートだとサイクルが結構上がってしまいタイミングズレが起き壊れそうな感じでだったのでちょっと回して使用を控えました。
DASには安全機構がありますので問題ないのかもしれないですが、ブレーキMAXによるプラグインブラシレスモーターへの過負荷の懸念もありますので運用はもう少し研究してからにします。

一応、念願だったブラシレスモーターに交換することができました。
ブラシカス汚れの懸念が無くなり、また7.4V駆動となればメカにも優しく更にバッテリーの大容量化も図れます。

引き続き耐久性とバッテリーの交換などテストを行っていきます。