【GBLS DAS GDR15】自作電子トリガーカスタムを搭載しモーターブレーキについて確認しました
DASに自作のオリジナル電子トリガーを搭載したので紹介します。
電子トリガー基板について
自分で設計したプリント基板(macs)を搭載します。
昨今の半導体不足で色んな部品が在庫限りとなってます・・。
元々電ハン用に作成したものですが各電子部品のスペック上11.1Vも対応しているので負荷テストも兼ねて実装することにしました。
7.4Vのリミットを解除しDAS用にプログラムを書き換えました。
DASは動作が基本機械式なのでMOSFETによるON/OFF制御で動いてしまう意外に優れたシステムです。それゆえプログラムによる制御の幅は殆どありません・・。自動OFF、電圧検知とタイミング調整を少し実装したくらいです。
配線に関して
標準のFET基板はメカボックスに内蔵されていますが、自作基板は外だしになりますのでマイクロスイッチの信号線をバッテリー収納スペースまで配線しないといけません。
モーター動力線同様ストックパイプから通します。
動力線と信号線が隣接してしまいノイズの懸念があったためプログラムレベルで処理しました(本来離すのが理想です)
信号線を通すため、配線カバーの削り込みが必要になります。
1本ネジ長が足りなかったため変更しました。配線と熱収縮チューブは黒にすべきだった・・。
基板はPTS EPSストックに楽々収納できます。このストックの収納スペース、素敵すぎます。
制御基板がストック部に移動したことでストック内のそれ用の収納スペースが必要になりますがメカボックスの分解が楽になるメリットもあります。
動作に関して
動作はバッチリでG-FORCE 11.1V 40Cのハイレートバッテリーでも問題なく動きました。誤作動もありません。
自作基板に換装したことでモーターブレーキの強さが設定で変えられるようになったのでブレーキOFF時の動作を確認してみました。
DASは11.1Vでぶん回しガンガンブレーキを掛けるためモーターの発熱とブラシ摩耗が激しいです。
ブレーキ制動が無くなればそれら問題も解消するかもしれないという淡い期待をもって簡単にテストしてみました。
動画を作成したのでどうぞ。
結果としては「DASはモーターブレーキ必須」と言えます。
ブレーキがOFFの場合、モーター停止後も回転の惰性でギアが空転してしまいます。
DASの安全機構によりクラッシュすることはありませんが連射した場合などタイミングによっては故障してしまうと思いますのでブレーキOFFでの利用は控えた方が良いと考えます。
とりあえず自作基板を搭載できたので更なる機能アップを図っていきます!
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