【VFC 電動MP7】左曲がりの弾道対応のためホップアームを両持ち型に改修しました
かれこれ5度目の電動VFC MP7A1のホップアーム改修の内容になります。
アルミ板補強を何度も試しているものの、なかなか思うような弾道を得られずにいます。
0.25g など重量BB弾だと割かしいい感じですが0.2g BB弾だとイマイチ安定しません・・。
過去の改修の気づき
これまでの改修のトライアンドエラーを繰り返して気付いた点があります。
ホップを掛けるほど安定する
左曲がりの弾道
これらの原因は、
・穴が浅いためクッションが固定されていない?
・片持ちホップアームによるBB弾を押す位置や強さが不均一によるもの?
なのかな、と推測してます。
今回の改修
上記推測を踏まえ、今回もVFC純正ホップアームを加工します。
本当はアームの真上から押し込むような構造に変更したかったのですが、チャンバーの真上にはモーターがありスペースが無いため断念しました・・。
穴の改修
より強固にホップクッションを固定できるようクッションの穴を作り直しました。
深めに穴を掘りプラリペアで成形しました。
歪みの低減と両持ちホップ
前回、アルミ板で補強しましたが若干歪みが発生しました。
歪みをできるだけ小さくするため素材をより頑丈なステンレス板に変更。厚さは0.5mmです。
0.5mmといえど侮れず普通のハサミでは歯が立ちませんので、金切鋏という専用のハサミで切り出します。
切り出したステンレス版をホップアームに接着します。
両持ち化にあたり、チャンバーと干渉する箇所を削ります。
ダイヤルの反対側はスプリングで押さえることにしました。スプリングはスタンダード電動ガン用のトリガースイッチに付いていたものが、サイズ、バネの強さ共に丁度良かったのでそれを流用しました。
スプリングはステンレス板のアームとチャンバーのフォロワーの検知スイッチを固定するためのネジに引っ掛けます。
ちなみにこのスイッチは以前電子トリガー化した際に取っ払っています。
チャンバーを組み込む際、追加したスプリングがインナーフレームに干渉したためちょこっと削りました。
スプリングの位置が定まったら外れないようにステンレス板を曲げておきます。
念のためステンレス板を補強するアルミ板を追加しました。
両持ちホップアーム化とホップクッション加工が完了しました。
加工後
加工後の変化としてホップの突き出し量が大幅に増えました。
片持ちアームのときはホップゼロ状態ではバレルを覗いても突き出し量がゼロだったのが、今回の両持ち加工ですこし顔をだすようになりました。
最大ホップでも相当な量になります。
今回の目的の1つだっただったホップアームの曲がりもほぼ無くなりました。
参考までに片持ち(スプリング無し)状態です。ステンレスと言えど片持ちだと曲がってしまいます。
ちなみにバレルはVFC純正のアルミバレルに戻しました。中々弾道が安定しないのでバレルを疑い始める・・。
組み込むと全く見えないところですが無駄にカッコ良く仕上がりました。
中々の出来で弾道の改善がかなり期待できます。
実射
初速は改修前 0.2g BB弾で89m/s前後から93m/s前後へアップ。これはHOPアーム改修ではなくバレル交換による結果と思われます。
弾道を確認するため早速サバゲーに投入してみました。
・・・・
・・
むむっ・・!安定しない・・!!
左曲がりの弾道は解消されたようですが、ホップが全く安定しませんでした。
弾道は基本的に鬼HOPでホップをどんなに弱めてもHOPが掛かってしまい、最終的にHOPゼロにしてもHOPが掛かってしまう状態でした。
どういう訳かマガジンの残弾が少なくなるにつれてHOPは弱まっていく感じでした。ホップアームとは別の問題が発生している感じです。
今回の改修は自信があったのですが・・・、なかなか上手くいきませんね。
次はホップアームとは違う観点で原因を探し対策を施します。
HOPアーム改修①
HOPアーム改修②
HOPアーム改修③
HOPアーム改修④
つまづきHOP改善
タペットプレートの見直し
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