【東京マルイ FA-MAS】自作の小型FET基板を取り付けました

東京マルイ FA-MAS

前回のMP5に続き、FA-MAS FELINにも自作のMOSFET基板を取り付けました。

自作MOSFET基板の作成

箱出しノーマルメカボックスに取り付けます。

在庫してあった丁度良さそうなパーツを選別し作ってみました。

2cm程度に収まりました。MOSFET保護用のダイオード付き仕様です。

配線について

FA-MASへのFET配線についてですが、今回はトリガースイッチMOSFETのゲート(信号線)を接続することにしました。

元のコードを外し、

MOSFETの信号線と接続します。

セレクター部分の配線は何もしません。セレクターをOFFにすると電流が強制OFFになりヒューズのような機能ですが、安全性を優先しこの機構はそのまま残します。

この部分とトリガースイッチに信号線を接続すると電気伝導効率が上がると思われますが、MOSFETが壊れドレイン・ソースが導通した場合はセレクターでの強制OFFはできなくなります。

スペースに余裕があるため保護用のヒューズも付けます。20Aの平型ヒューズファストン端子です。

純正のガラス管ヒューズを外します。

タミヤコネクタは流用します。

基板むき出しの各所にはしっかりと熱収縮チューブを被せます。

基板の装着が完了しました。

ファマスには内部スペースに余裕があるため、FET等の装着は他機種よりは容易だと思います。
FA-MASであれば繰り返し使用できるブレーカーヒューズも実装できるはずです。多少スペースが必要になりますが再利用できる利点は大きいと思います。

FET実装について

メリットはトリガースイッチのスパークがほぼ無くなるためトリガースイッチの摩耗を気にしなくて良くなる点です。特にリポバッテリー使用時はその恩恵は大きいはずです。
装着するスペースや手間が必要になりますが、その点に関してはSBDよりも優れています

一方でサイクルや初速に関してはスイッチングの方式が変わっただけなので大きな変化はありません。実際サイクルを計測しましたが変化はありませんでした
レスポンスも正直体感できるほどでもないと思います。あくまで「トリガースイッチ保護(SBDより上)」という認識で良いかと思います。

MOSFETが熱などにより壊れたり、皮膜破れなどにより基板が導通した場合にモーターが回転し続けるデメリットもありますので実装と利用は自己責任でお願いします。

ポン付け基板を調べたら今ってこんなに安いんですね・・。部品を集めたり、作る手間を考えたらこりゃ買った方がいいな・・。