【VFC 電動MP7】ショートストローク化カスタムを行いました
VFC 電動MP7A1について以前電子トリガー化を行い折角なのでトリガーストロークをもっと短くしてみました。
標準のトリガーについて
まずVFC純正の標準トリガーについてトリガーバーを介しリンクパーツからトリガースイッチを押下する仕組みとなっています。
標準トリガーをショートストローク化する場合、
①トリガーからトリガーバー
②トリガーバーからリンクパーツ
③リンクパーツからスイッチ
の各ポイントで発生する隙間(遊び)をプラ板等で埋めてあげれば可能だと思います。
しかしながら「カットオフレバーでしっかりスイッチをリリースできるか」「トリガーを戻すとき各部品は定位置に戻るか」など関連するパーツが多くなると気を付けるポイントも増え調整が難しく調整幅も狭いのではないでしょうか。
ショートストローク加工について(電子トリガー搭載前提)
電子トリガーを搭載することで電源をカットオフレバーで物理的に切る方法ではなくマイコンで制御を行うので、トリガーバーとリンクパーツが不要になります。
発射に関してはトリガーのON/OFFだけ検知できれば良く、先ほど記述した「①トリガーからトリガーバー」の遊びのみを縮めるだけです。突き詰めればストローク量をかなり小さくすることが可能です。
今回はトリガーのスプリングガイドに真鍮釘を刺し、その裏側に設置したマイクロスイッチを押すようにしました。ストロークを詰める場合は、スプリングガイドにプラ板を貼り調整します。
注意点としては、セーフティがもともと遊びがある状態なのでトリガーとスイッチをストローク量を詰めてしまうとセーフティの遊びで発射できてしてしまいます。
今回の自作トリガーのセフティはスイッチによる制御ではなく、純正のセフティ(トリガーを引かせない)の利用を想定しているのでこのままではNGです。
そのため「セーフティとトリガー」の隙間も合わせて埋める必要があります。
最初セーフティパーツにプラ板を貼って隙間を調整していたのですがすぐに剥がれてしまいました。なのでタップを切って1.7mmの精密ネジで止めることで遊びをゼロにしました。
ショートストローク加工後
加工を行ったことでストローク量がかなり減りました。加工前のセーフティを掛けた状態のストローク量と同じかそれより小さいです。セーフティもライブになっており遊びは全くありません。
↓加工後
↓加工前
画像では分かりづらいので動画を作成しました。
ストローク量が減ったことでセミ連射が行いやすくなり、またブレも多少軽減されるため命中精度向上にもつながります。
各ギミックが省略化され、シンプルな操作感で面白みが無く、BB弾発射装置化したVFC電動MP7ですが、コンパクトな外観とは裏腹にフルサイズの電動ガンに引けを取らないスペックを有したサバゲーに特化した電動ガンに仕上がりました。
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