【LONEX-A2 電動ガンモーター】トルクの出ないジャンク品を分解・修理しました
LONEX-A2ハイトルクモーターを格安で入手しましたので紹介します。
ジャンク品につき2個セットを格安で入手できました。今回はそのうちの1つです。
商品の状態
見た目は問題なく普通に使えそうでしたのでMP5に組み込んで動作確認したところ、トルクが無くピストンが引けない状態でした。
DSGが組み込んであり元々トルクが必要な機体でしたが、東京マルイのサマリウムコバルトモーターと双璧をなすモーターと言われているLONEX-A2でDSGチューンのピストンを引けない訳がありません。
どう考えても問題なので分解して修理を試みました。
LONEX-A2のピニオンギア
分解するにあたってまずはピニオンギアを外さなければなりませんがLONEX-A2のピニオンギアは強固に固定されており外すのはかなり大変と聞きます。
このジャンク品も例外では無く、メチャクチャ固く固定されています。
LONEX-A2級のピニオンギアを外すにはピニオンリムーバーの選定にも注意が必要です。
ガンショップ等でよく見かける比較的安価のピニオンリムーバー、あれでは外せません。
マルイのモーターのピニオンギアなどは問題なく外せますが、LONEXのピニオンギアには歯が立たずピニオンリムーバーが摩耗し1発でジャンクになります・・・(経験済み)
より頑丈なピニオンリムーバーが必須です。
色々調べ、最終的に選んだのは“G&P モーターピニオンギアリムーバー(OTH011)”です。
ピニオンギアを外すだけのツールで6000円以上する高級品ですが強度は間違いありません。
選ぶポイントとしてピニオンギアを押さえる部分が肉厚なものが良いです。ここが薄いと負荷に耐えられず変形します。
G&P製は固定が上下2か所なので固定も楽チンです。
ピニオンリムーバーの機種によっては2枚のプレートを通さないといけないものもありますが、あれはネオジム磁石とか強力な磁力を持つモーターだと通すのが大変なんですよね。
ピニオンギアを外す際は、ピニオンリムーバーにモーターを画像のようにセットして上部のハンドルを時計回しに回します。少し回したら今度はエンドベル側のハンドルを少し緩めて少しずつ軸からギアを抜いていきます。
余りにも固く回らない場合は、ゴムハンマー等でハンドルを「コンコン」と少し叩くと回ります。
G&P モーターピニオンギアリムーバーであればLONEX-A2のピニオンギアも外すことが可能です。
分解と修理
エンドベルを外します。
内部にあるプレートを回して外します。
ローターを抜き取って完了です。とても簡単です。
特に大きな異常は見られませんでしたが、ローターのカシメ部分が僅かに浮いている気がしたのでここにハンダを盛ることにしました。
ハンダが乗りやすいようにヤスリで表面を磨きました。
ここにハンダを盛りつけて完了です。
再度ピニオンギアを取り付けてMP5に組み込んで動作確認を行ったところ、正常に動作し復活しました。
セミの立ち上がりもフルオートも特に問題ありません。
正直立ち上がりが悪い原因はわからないままですが直ったみたいで良かったです。
以前記事に挙げたEG-3000モーターも同じ対応で直るかも・・?今度試してみようと思います。
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