【東京マルイ 電動HK45】電子トリガー基板(FCU)搭載カスタムとショートストローク化

東京マルイ HK45

前回紹介した電動ハンドガン向け電子トリガー基板(FCU)の続きです。


電動HK45に搭載し、実際どんな感じになっているかを簡単に紹介します。

HK45 電子トリガー化について

2年ほど前にすでに電子トリガー化しましたが、今回はそのバージョンアップ版になります。


プリント基板による省スペース化とそれに伴い、部品とプログラムを変更しています。

現状ヒューズレスですが思ったよりも基板がスリムになり少しだけ収納スペースに空間が生まれたのでヒューズも実装できそうな気がします、今度試します。

バージョンアップ版の主な機能については以下の通りです。

・モーターブレーキ(OFF~MAXまで6段階)
・プリコッキング(数段階)
・プリコッキング解除
・発射モード変更
  ∟セミ・フルオート
  ∟3点バースト
  ∟Binary-Trigger
  ∟Hang-Fire(遅発)
・弾数設定(1~999)
・残弾アラート設定(閾値および回数)
・リロード
  ∟トリガー操作
  ∟時間
  ∟セレクター
  ∟別スイッチ
・バッテリー監視

FCU機能としてあったら便利そうだな、というものをピックアップして実装しています。

ショートトリガー加工

基板のバージョンアップを行ったついでに、トリガープルの再調整を行いました。
すでにショートストローク加工済みですが更に詰められないかなと・・

画像の通りスイッチ部分はまだ少し余裕があります。

プラバンを追加。

このぐらいまで傾斜をつけてみました。

スイッチ部の加工に合わせてトリガー部も僅かに傾斜を付けます。

結果は・・かなり微妙!

前回との差は殆どありません。

元々かなり詰めたトリガーストローク量だったので、今回の加工後の使用感について特に違いは感じられませんでした。

電子トリガーライフルのトリガーの感触と比較すると、電ハンは「グニャっ」とした感触です。
トリガーバーを経由してスイッチをONにするので仕方ないですね。。

本気ならG18の時みたくタクトスイッチによるダイレクトスイッチ化かなと。


さて、話は電子トリガーに戻りまして新基板の動画を作成しました。

この基板のデメリットとしては、組込みが非常に面倒な点です。

本体の削り込みが必要ですし、動画の様にFCUの機能を発揮するには別途各種検知スイッチを取り付けを行い、基板と接続する必要があります。
トリガー・セレクター・カットオフの3つが最低限必要で細かな作業と調整が発生します。

今後としては、スイッチは基本物理スイッチですが流行りの光センサーにも対応する予定です(テスト中)
また、機能は限定的にはなりますがトリガースイッチのみの接続でも動作する想定です。こちらも後日、別の機種に搭載し動作確認してみます。