【東京マルイ 電動MP5K】DSG・電子トリガー・サマリウムコバルトモーターカスタム

東京マルイ MP5K

以前13:1ギアを搭載した東京マルイMP5Kですが、DSG(Dual/Double Sector Gear)を搭載し更なるサイクルアップカスタムを行いました。

組込み

DSGは、G&G製 G-10-102 Double Sector Gearです。
ずっとデュアルセクターギアだと思ってましたがダブルセクターギアという呼び名もあるんですね。
元々はデュアルだったような・・?商標関係であえて変えてるんでしょうか。

カットオフ部分がSiegetekと同等の形状で物理スイッチ検知系の電子トリガーとの相性が良いです。何よりSiegetekと比較して遥かに安いです。

モーターは東京マルイ製のサマリウムコバルトモーターです。

モータータワーはSHSのボール軸受けが入ったものに交換してます。

組込み

タペットスプリングは戻りのスピードを速めるため短くします。

ピストンはRetroArmsのDSG用ピストンです。
現行のPOM素材ではなく、旧型のナイロン系のバージョンです。

ピストンヘッドはRetroArmsのダブルOリングタイプのものが付いてましたが滑りが悪いのでパーツボックスにあった謎のヘッドに交換です。

シリンダーヘッドがバラバラになりました・・。
接着剤で固定します。動作前に気づいてよかったです。

ヘッドのダンパーはニトリルゴム5mm厚です。ラックギアとセクターギアの干渉具合はDSGにおいては要チェックです。

スプリングはGAWの最初期のDSGスプリングです。25mm底上げです。
このスプリング、底上げ必須ですが自由高さが低く組み込みやすいです、バネ鳴りもありません。良品です。

続いてチャンバー・バレル周りも手を加えていきます。
まずインナーバレルはクルツの110mmでは初速が稼げないので延長します。185mmに交換します。

ホップパッキンは長年愛用しているシステマ NEW ホップパッキンです。
マルイと比較すると硬度がありハイサイ系と相性がいいと個人的には思います。仕上がりもキレイ。安価ながらバレル止めリングが付いているのも地味にうれしい。

そういえばシステマのマルイ系カスタムパーツ大好きだったんですが最近は殆ど見かけなくなりましたね・・。
多少高くても精度が良ければ今でも売れると思うんですがね。

チャンバーにはSCPを載せます。マルイチャンバーには載せて損はないパーツです。

カスタムグリップ

カスタムグリップはClassic ArmyのA3タイプ(旧デザイン)のロアを使っているんですがセレクターの動きがどうも渋いのです。

その影響でセレクターが破損してました。

原因を調べたところセレクターカムの形状に問題がありました。

左が東京マルイで右がCA製です。

CA製の方がトンガリくんセレクタープレート内でスムーズに回転しませんでした。

カムは互換性が無かったのでCA製のカムをマルイに合わせて加工しました。

加工後はOKです。セレクターがスムーズになりました。

反対側はダミーでキャップになります。接着剤で固定となります。

以上でカスタム完了です。

パーツリストは以下になります。

【メカボ】RetroArms CNCジュラルミンメカボックス Ver.3
【ピストン】RetroArms DSG用
【シリンダー】東京マルイ 純正 M4用
【シリンダーヘッド】東京マルイ 純正 V3用
【ノズル】でんでんむし MP5K用
【タペットプレート】東京マルイ 純正加工
【スプリング】GAW DSG(旧ロット)+25mm底上げ
【スプリングガイド】RetroArms
【ギア】セクターギア G&G DSG・べべルギア 多分SHS、スパーギア 多分LayLax 
【軸受】RetroArms 8mm
【モーター】東京マルイ サマリウムコバルトモーター
【スイッチ】BTC Chimera

パーツ寄せ集めですが1からそろえると結構なお金が掛かってます・・。

動作に関して

動画を作成しました。

初速は計測し忘れました・・。
サバゲーで計測した時は0.2gBBで85m/sほどと記憶しています。

サイクルは動画で音から測ってみたところ秒間32発ほど出ているようでした。

MP5Kの最強カスタム化は誰もが夢見ることではないでしょうか?
ジュラルミンメカボックスによる軽量化も実現し個人的には満足のいく銃に仕上がったと思います。

ただバレルはある程度の長さが無いと初速が出なかったのでここは課題かなと思ってます。
サイレンサーで隠すからいいや~ということで今回は諦めました笑