【Option No.1 ブラシレスモーター】11.1Vでクラッシュしました
以前くみ上げたメカボックス(ギア比13:1+プラグインブラシレスモーター)がクラッシュしたので中身を確認しました。
11.1Vのリポバッテリー(G-FORCE 11.1V 1100mAh 40C ミニS互換サイズ)だとシングルセクターギア構成ながらDSG並みのレスポンスになるため、しばらく11.1Vで運用をしていていました。
ところが突然、「ジャッ!」という異音と共にギアロックが発生してしまいました。
クラッシュ時の状態
恐る恐るメカボックスを開帳してみました。
ぱっと見は大丈夫そうでしたが、よく見ると所々に何かが削れたカスが点在。
電子トリガー基板までカスが盛大に散っており危うくショートするところでした。
削れていたのはベベルギアでした。
ピニオンギアと噛む部分が激しく変形・摩耗していました。変形によりメカボックスの内壁に歯が当たり回転しない状態でした。
異音の原因はこれでしょう。
これSYSTEMAの強化ギアだったのですが、、これが壊れるということは余程の負荷が掛かっていたのでしょう。
一方でピニオンギアの方は異常はありませんでした。SYSTEMAギアを破壊するとは、、頑丈すぎです。
プラグインブラシレスモーター単体では正常に回ったので基板とかは大丈夫そう。
またピストン、タペットプレート、セクターギア、スパーギアは無事でしたのでベベルギアを交換するのみでとりあえず修理完了としました。
クラッシュの原因について
ベベルギアを手持ちの他のものに交換したところ5発くらいで同じ事象が発生。
ベベルギアを再度破壊してしまいました泣
再度メカボックスを開いて他のギアやピストンなど内部をすべて点検しても何も異常がありません。
となると残るはモーターで、プラグインブラシレスモーターに焦点を当てたところ原因が判明しました。
モータータワーガイドに少しガタツキがありました。
ピニオンを外してみると、タワー部のベアリングが壊れていました・・。
ベアリング内部のボールがタワー内部にも入り込んでいてシャフトに傷がついてしまいました。ロックの原因はこれでしょう。
まぁ、この小さなベアリングでこれまで良く耐えたな・・という印象。
タワー部のボールベアリングを交換しようとしましたが、ベアリングの外輪が圧入により取れませんでした。
ドライバーでこじってもビクともしなかったので、タワーガイドごと交換することにしました。
SYSTEMAモーターについていたタワーガイドが作りが良かったのでこれに交換。
先端だけでなく、ダブルベアリング(シャフト根元にもベアリングが内蔵)で、Option No.1のものより良さそうです。
交換後、無事動作し修理完了となりました。
11.1Vバッテリーは控えます、しばらく7.4Vで運用します・・。
今回の件、元のベアリングの品質の問題なのか、高負荷が原因なのか定かではないですがいずれにせよ、シャフトが長い分モータータワー部に負荷が掛かるので11.1Vとプラグインブラシレスモーター運用は控えた方が良さそうです。
個人的に元のベアリングが小さいのでそれも悪いような気がします。
GBLS DAS GDR15はシャフトがもっと長いのでもう一回り径の大きいベアリングがタワー部についてますが、それでも壊れますからね・・。
プラグインブラシレスモーターは7.4Vのバッテリーでも十分な性能を発揮しますので、耐久性も加味すると「7.4Vがベスト」なのかな、と思いました。
そういえば以前11.1V 40Cでブラシレスモーター基板が壊れたこともありました。
この時は電子トリガーも使ってたのでそれが原因かもしれませんが、いずれにしても11.1V運用はリスクがある気がします。
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